プログラム講座その1は、「プログラムって何?」という内容でスタート! すでに、BASIC や、C 言語などを使っているかたは、ここは必要ないでしょう。 ここでは、プログラムをするときに出てくる用語などを解説していきたいと思います。 その昔(そんなに昔ではないけれど)、「コンピューター、ソフトなければただの箱」 とよく言われました。ここでいうソフトとは、皆さんが使っている Windows であり、Wo rd, Excel などです。メモ帳だってソフトです。 このソフトはどうやって作られるか?そうですね。プログラムされているのです。つま り、ソフト=プログラム となります。実際には、ソフト=プログラムとするの ではなくて、「ソフトはたくさんのプログラムの集まり」と考えたほうがいいのですが、 わかりにくければここでは結構です。 では、プログラムとは何?簡単にいってしまうと、プログラムとは、「コンピューター に仕事をさせるための命令の集まり」と言うことができます。実際にはただ集めるだけで はなくて、意味の有る命令の順番を決めて流れを作らなければなりません。 たとえば、このページを見ているということはブラウザーを使用していると思います。 ブラウザーの url を入力して Enter キーを押すとプログラムは次のような手順で進んで いきます。 1.そのページがどこにあるか探す 2.場所が見つかったか?(条件判断) 3.条件判断により、見つかる場合... a.ページを html 文法にしたがって表示する... 4.条件判断により、見つからない場合... b.エラーを表示... 本当はもっと複雑になるのですが、大体こんな感じです。このようにまず、自分のわか る言葉で書いてみることができればプログラムはできたも同然。あとはこれをコンピュー ターがわかる言語で置き換えていくだけです。上記の 1.〜4. の1つ1つが命令です。そ の命令の流れを作ってあるのでプログラムになるわけです。 いかがですか?「プログラムって簡単なんだ!」と思っていただけたでしょうか?それ とも「簡単とはまだまだ思えないけど、なんとなくは... 」でも結構です。「ぜんぜん実感 がわいてこない」方は、とりあえず作ってみてはいかがでしょうか?もちろん概念は 大切です。しかし、概念なんてのはあとからついてくる物だと私は考えます。それでは、 はじめてみましょう!